計算の高速化

計算機合成ホログラムの問題点として、計算時間の問題があります。 計算機合成ホ・鴻Oラムの作成過程で最も時間がかかるのが、物体光の計算です(詳細は、CGHの計算法物体光の計算法)。 そこで、新しい高速な計算機合成ホログラムの計算法を研究・提案しています。
計算機合成ホログラムの計算には、主に点充填法とフーリエ変換を用いる方法の二種類があります。
点充填法では、物体表面を点で覆い光波計算を行います。複雑な物体でも表現することが可能ですが、点の数に比例して計算時間が膨大になります。 近年、GPU(Graphics Processing Unit)を用いた並列計算による高速化が主流となっており、本研究室ではGPUに適した点充填法の高速計算法を研究しています。
一方、フーリエ変換を用いる方法では、入力物体をパッチモデルとして計算しています。 しかし、各パッチからの物体光の計算ごとに2回の2次元高速フーリエ変換が必要となります。 そのため、パッチの枚数が増加すると、計算時間も膨大になっていきます。 そこで、各パッチごとにフーリエ変換を必要としない高速計算法を研究・提案しています。