円筒形ホログラム

計算機合成ホログラムは基本的に平面の媒体への出力となっています。 そ・フため、再生像の観察範囲は原理的に、水平、垂直ともに正面から最大±90°までに制限されてしまいます。
そこで、本研究室では円筒形の計算機合成ホログラムの計算方法の研究に取り組んでいます。円筒形のホログラムが作成できれば、360°から同時に立体物体を観察することが可能になります。
従来、円筒形ホログラムの計算機には点充填法(詳細は、物体光の計算)が用いられていました。 そのため、点の数が多い物体を計算するには数日単位の計算時間を要します。本研究室では、円筒形ホログラムの計算に、高速フーリエ変換を用いる方法を提案し、従来の1000倍以上の高速化に成功しています。